- 2025.11.27 学会参加報告
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第87回日本臨床外科学会学術集会【学会参加報告】
11月20日~22日に京王プラザホテルで開催された第87回日本臨床外科学会学術集会に参加しました。

本学会は呼吸器外科、消化器外科、心臓血管外科、乳腺内分泌外科と多くの外科医が参加し、幅広く外科領域の臨床的な発表が数多く行われます。また研修医セッションや学生セッションといった若手の発表機会も多く設けられています。我々の教室からは、小口が演者として参加した他、寺田が座長として参加しました。
また、パネルディスカッション9 「呼吸器外科領域におけるロボット支援下手術の現状と工夫」で清水が座長を務めました。
●小口祐一 一般口演
「当科における縦隔脂肪肉腫切除例の臨床的検討」以下、演者を務めた小口からの参加報告になります。
11月21日、22日の両日、臨床外科学会に参加してまいりました。目玉企画として気になったものがあったので、無理を言って2日間参加させていただきました。(寺田先生、調整頂き誠にありがとうございました。)
初日の午後は「外科医のためのProcreate活用講座」で、デジタルスケッチを学びました。普段から使っているアプリケーションではありますが、知らない機能や描画の方法など、勉強になりました。
また、今回初めて学会会場のホテルに宿泊しました。値段は高めではありましたが、会場へのアクセスをはじめ予想以上に利便性が高く、これも思わぬ収穫でした。発表当日は宿泊者利用無料の最上階ラウンジで発表資料の最終確認を行った後、特別講演として羽生善治先生のお話を聞くことができました。(留学中の某先生と入局を賭けて将棋の対局をしたことが昨日のことのように思い出されます。)張り切って最前列を取ったものの、登壇された場所が端の方で1時間首を捻り続けてしまいました。
肝心の演題は「当科における縦隔脂肪肉腫切除例の臨床的検討」として、珍しい疾患について発表しました。セッション先頭の発表でしたので、その後は落ち着いて他の発表を拝聴することができました。
準備は大変でしたが、今後も学会参加を楽しめるよう、計画的に準備を進めていきたいと思います。(文責:小口祐一/中村大輔)