- 2025.10.30 学会参加報告
- 
                                    第78回日本胸部外科学会定期学術集会【学会参加報告】2025年10月23日から25日にかけて、第78回日本胸部外科学会定期学術集会が大阪で開催されました。  今年の胸部外科学会は、当教室から勝野、三島、中村、清水が演者として参参加しました。 ●清水公裕 シンポジウム 「局所進行非小細胞肺癌に対する集学的治療戦略におけるSalvage Surgeryの再評価:ICI時代を見据えて」 ●三島修治 ワークショップ 「日本外傷データバンク(JTDB)を用いた、呼吸器外傷を主とする胸部単独外傷に合併する心血管外傷の影響」 ●勝野麻里 一般口演 「左上葉における横断型/非横断型S3の解剖学的特徴」 ●中村大輔 ミニオーラル 「背景肺に着目した肺区域切除後の肺体積および呼吸機能変化の解析」  写真左:勝野、右:松岡(諏訪赤十字病院) 写真左:勝野、右:松岡(諏訪赤十字病院) 写真左:勝野、右:清水 写真左:勝野、右:清水今回の学会参加報告はホームページ管理人である中村からです。 今年の胸部外科学会は当教室からは4演題発表を行い、2つは上級演題での採択となりました。 私は現在カナダ留学中の三浦先生が開始された、信州大学呼吸器外科の前向き臨床研究に関する内容で発表を行いました。結果に関してはそれなりのデータが出たかなという実感はありましたが、N数が少ない所感を拭いきれないまま演題登録を行いました。N数の問題だけではないと思いますが、一般口演にも通らずミニオーラルでの採択となり、時間制約も厳しい中でなんとか発表を行いました。今後はさらなる症例集積を継続し、論文化を目標に地道な努力を継続していきたいと思います。 今回当教室から発表した上級演題2つに関しては、ビックデータを用いた発表となり、単施設研究の弱点であるN数を研究アイディアや斬新な切り口で凌駕する必要性を感じました。秋冬は本学会以外にも肺癌学会、臨床外科学会、内視鏡外科学会と全国学会が立て続けに開催されるため、信州大学呼吸器外科から全国/世界に向けて新たな知見を発信できるよう、日々精進してまいります。 (文責:中村大輔) 
 
                                	 
                                 
                                         
											 
										

 
                            