お知らせ

2025.09.20 イベント

「Lung Cancer Expert Seminar in 松本」 開催報告【イベント】

2025年9月12日、「Lung Cancer Expert Seminar in 松本」が、信州大学で開催されました。

 

 このたび、アストラゼネカ株式会社ご協賛のもと、「Lung Cancer Expert Seminar in 松本」が、信州大学で開催されました。Special Lectureは豪華2本立てとなり、①慶應義塾大学医学部呼吸器内科 准教授 安田 浩之先生と、②大阪大学大学院医学系研究科呼吸器外科学 教授 新谷 康先生を松本市にお招きし、肺癌治療のエキスパートの先生方から直接ご講演を頂く、非常に貴重な機会となりました。

 

Special Lecture①では、相澤病院呼吸器内科 統括医長 中西正教先生に座長をお願いし、続くSpecial Lecture②では、当教室の清水が座長を務めました。会場での聴講に加えて、ZoomによるWEB配信を組み合わせたハイブリッド形式で実施し、多くの先生方にご参加いただきました。

 

Special Lecture①

EGFRm陽性NSCLC これからの治療選択

安田先生より、EGFR遺伝子変異をもつ非小細胞肺癌に対する最新の治療選択についてご講演いただきました。ご自身の留学時代の研究成果に基づいた分子生物学的な視点から、EGFR遺伝子変異の特徴や意義をご説明いただくとともに、薬物治療の急速な進歩を踏まえて、臨床医がどのような治療戦略を立てるべきかを分かりやすく解説していただきました。患者さんに最適な治療を届けるために今後どのように取り組むべきかを考える、大変有意義な講演となりました。

 

 

Special Lecture②

「肺がん周術期治療の進歩」
講演では、肺がんに対する薬物療法の最新知見に加え、新谷先生ご自身のご経験や大阪大学での具体的な症例も交えながら、外科医ならではの視点で解説をいただきました。外科医のみならず、肺がん診療に携わる呼吸器内科の先生方にとっても、極めて示唆に富む大変有意義な内容となりました。

 

 

このたびの特別講演にて、素晴らしいご講演を賜りました安田先生、新谷先生に心より感謝申し上げます。
また、座長としてご尽力いただきました中西先生、協賛いただきましたアストラゼネカ株式会社の皆様、そしてご参加くださった多くの皆様に、厚く御礼申し上げます。

(文責:中村大輔)

ページトップへ戻る