お知らせ

2025.09.12 学会参加報告

IASLC 2025 World Conference on Lung Cancer (WCLC) 【学会参加報告】

IASLC 2025 World Conference on Lung Cancerがスペインのバルセロナで開催されました

 2025年9月6日から9日にかけて、スペイン・バルセロナで開催された World Conference on Lung Cancer (WCLC, 世界肺癌学会) に、当教室の三島が参加し発表を行いました。昨年のESTSに続き、2年連続での国際学会発表となり、信州から世界へと研究成果を発信し続けている三島からの参加報告になります。

 

9月7日から3日間、スペインのバルセロナで開催されたWCLC2025に参加してきました。当科からの参加は私一人だけでしたが、日本人の知り合いもいたので、なんとか寂しい思いをせずに過ごすことができました。

私は“Axl Receptor Shedding and EMT in Lung Adenocarcinoma: Prognostic Implications Based on STAS”という題でポスター発表をおこないました。1時間半のセッションの中で、数人から直接質問をいただき、緊張しながらもなんとか答えることが出来ました。世界中から肺癌診療医が集まる会で、自分の研究に興味を持ってもらえたのはとても励みになりました。

 

 質疑応答する三島

 

聴講したセッションはどれも興味深いものばかりでした。特に周術期治療のセッションは自分の日常診療に直結するので、頭をフル回転させて、あわよくば質問して爪痕をのこしてやろうと意気込んで臨んだのですが、1時間以上にわたってスライドを目で追いながら英語を理解する(そもそも聞き取れないことも多々・・・)のは脳への負担がとても大きく、ぐったりしてしまって質問どころではありませんでした。日々の学習を怠らず、いつの日かリベンジしたいと思います。

 

(文責:三島修治/中村大輔)

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