このたび、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社のご協賛のもと、順天堂大学呼吸器外科教授・鈴木健司先生をお招きし、特別講演会を開催いたしました。鈴木先生は呼吸器外科医で知らない人はいないほどご高名な先生であり、世界を代表する呼吸器外科医のお一人です。今回、長野県松本市までご足労賜り、直接ご講演いただくという大変貴重な機会となりました。
本セミナーの第1部では、当教室の濱中が司会を務め、信州大学ならびに関連病院の呼吸器外科の先生方にそれぞれ症例のご発表を頂きました。発表に際しては、当教室の清水と鈴木先生にコメンテーターとしてご発言を頂きました。
特に鈴木先生からは、各症例に対して直接ご意見・ご助言を賜り、発表者はもとより、聴講した私たちにとっても大変貴重な学びの機会となりました。
<第1部 一般演題>
「転移性肺腫瘍疑いに対し、RATS左S10区域切除を予定したが底区切除に変更した症例」 長野市民病院 竹田哲先生
「免疫化学療法およびサルベージ手術によって切除し得たStageIV肺腺癌の1例」 信州大学医学部附属病院 三島修治先生
「右肺上葉スリーブ切除後にICI療法を施行した一例」 長野赤十字病院 小林宣隆先生
「私の肺切除理論×施設の新たな取り組み」~ロボット支援下右上葉切除の1例~ 諏訪赤十字病院 松岡峻一郎先生