- 2025.06.04 学会参加報告
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第126回信州外科集談会および第11回日本臨床外科学会長野県支部会【学会参加報告】
6月1日、第126回信州外科集談会および第11回日本臨床外科学会長野県支部会が長野赤十字病院で開催されました。
今回、当教室からは、呼吸器外科医として2年目を迎えた勝野が学会発表を行いました。演題は「ノンテクニカルスキルを核としたシームレスな外科教室の開発」で、5月に自身初の国際学会で発表した内容を、日本語版としてさらにアップデートしたものです。現在、当教室で継続的に取り組んでいる外科教育の活動を紹介する内容となっております。今後も若手医師の成長とともに、より良い教育環境づくりに取り組んでまいります。
発表にも慣れてきました 勝野
座長を務める久米田
以下、発表を行った勝野からの学会参加報告です。
今回、外科集談会にて外科教育について発表をさせて頂きました。当院における外科教育の礎を築いて下さった江口先生がアメリカにご栄転されてから、学生教育や我々外科修練医の教育プログラムを、微力ながら引き続き担当させていただいております。今回の発表では、外科におけるノンテクニカルスキル(コミュニケーション能力等)の重要性について発表させて頂き、こちらは5月にシアトルで行われたASE: The Association for Surgical Educationにもポスターにて発表させて頂きました。コミュニケーションスキルは、余裕のない時にこそ試されるものと日々痛感しておりますので、手術は勿論、日常業務通して心のトレーニングも積み重ねたいと思います。
集談会の会場は初期研修をした長野日赤でした。初期研修医時代の悪戦苦闘する毎日を思い出し胸がざわざわしました。一番最後に帰る!という若気の至りポリシーにて, 毎日遅くまで病院にいたことを思い出しました。
発表の間、娘は母と長野にある室内遊具施設「こども館ながノビ」に行ってもらいました。去年の7月に出来てから土日は予約制で、しばらくは人気で、大分先まで予約でいっぱいだったので、はじめて予約できたのですが、相当楽しめたようでした。松本にPARCOや井上がなくなり、立駐に入るといつも「ここイオン?」と聞く地方味溢れる娘。PARCO跡地にも子どもが楽しめる施設ができることを期待しています。デパコス一式もお願い致します。
(文責:勝野麻里/中村大輔)