- 2025.05.14 学会参加報告
-
105th Annual Meeting of the American Association for Thoracic Surgery (AATS) 【学会参加報告】
105th Annual Meeting of the American Association for Thoracic Surgery (AATS)がシアトルで開催されました。
2025年5月2日から4日間、米国シアトルにて開催された105th Annual Meeting of the American Association for Thoracic Surgery (AATS)に参加させていただきました。世界中の胸部外科医が集い、最新の知見や技術が披露される本学会は、まさにグローバルな舞台であり貴重な経験となりました。
左から久米田、江口 (UT Southwestern Medical Center)、松岡(諏訪赤十字病院)
私は今回、肺の各区域体積および体積比率に関する検討について、背景肺による差異も含めた解析をポスターセッションにて発表させていただきました。オーラルセッションでは、区域切除の有用性を示したJCOG0802試験に関連する発表が複数あり、肺がん手術における区域切除が、世界的にも注目されていることを改めて実感いたしました。
本発表に際し、多大なるご指導を賜りました江口先生に、心より感謝申し上げます。
関連病院の松岡も、信州大学での研究成果を発表していました。
現在留学中の当科・三浦先生に会いにトロントを訪れました。
今回、11年ぶりの海外での発表となりましたが、自身の英語力の不足を痛感し、悔しい思いをする場面も多々ありました。今後は、積極的に国際学会に参加し、研究だけでなく英語での発信力向上にも努めてまいりたいと思います。
(文責:久米田浩孝)