- 2025.03.23 学会参加報告
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第197回胸部外科関東甲信越地方会【学会参加報告】
3月15日、第197回日本胸部外科学会関東甲信越支部地方会が東京都の都市センターホテルで開催されました。
今回、当教室からは、10~11月にかけて呼吸器外科で研修を行った後期研修医の平田蓮人先生が発表を行いました。発表タイトルは、
「ロボット支援下に右上葉合併切除を施行した縦隔原発Castleman病の1例」です。難しい症例を5分にまとめあげ、共同演者かつ発表症例術者の清水の援護もあり、無事に発表を終えました。
また長野市民病院からは、初期研修医の飯塚涼平先生も初期研修医セッションで発表されていました。飯塚先生は将来外科への進路も考えているそうで、初期研修医1年目とは思えない落ち着きで、立派に発表されていました。
左から中村、清水教授、平田先生、飯塚先生、竹田(長野市民病院)
平田先生は、将来の志望科として呼吸器外科も視野に入れているとのことで、今回の発表は貴重な経験となったことと思います。これからのさらなる成長と活躍を期待しております。
以下、演者を務めた平田先生からの学会参加報告です。
今回、キャッスルマン病症例について発表をさせていただき、学会発表の経験を積み、稀な疾患についての勉強となる有意義な学会参加となりました。
5分という限られた時間の中で、手術動画に合わせたコメントではミスが許されず、緊迫した状況での発表となりましたが、発表スライドの準備や予行演習および会場でのフォローに至るまで、呼吸器外科の先生方のご助力のおかげで無事発表を終えることができました。
今後も学会発表等を通じて、研鑽に励んでまいります。
(文責:平田蓮人/中村大輔)