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2025.02.28 日常

「趣味の話」【第16回コラム】

第16回コラム

 今回のコラムは、2024年7月より約8年ぶりに信州大学に助教として着任した寺田による記事です。
寺田は、静岡県立静岡がんセンターで呼吸器外科レジデント・チーフレジデントを修了し、諏訪赤十字病院にて呼吸器外科ロボット支援手術のプロクター(手術指導医)資格を取得しました。現在は、信州大学呼吸器外科において入院・手術の調整を担当するとともに、最近加入したJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の業務にも従事しており、当教室で最も欠かせない存在として、粉骨砕身の思いで職務に励んでいます。

本記事では、そんな寺田のプライベートな一面も垣間見ることができます。ぜひご一読ください!

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信州大学呼吸器外科の寺田志洋と申します。昨年の7月に8年ぶりに大学へ戻ってきました。気づけば卒後14年目になり、留学された三浦先生にかわり病棟医長を拝命し、入院・手術の決定などの業務を担当しています。この度、初めてコラムを書きますが、テーマは自由ということなので、私の趣味であるサッカー観戦について書きたいと思います。

本格的にサッカー観戦にハマりだしたのは2002年の日韓W杯です。当時高校1年生だった私はサッカー部の友人と、簡単な挨拶程度のスペイン語を覚えて、ブエナビスタに合宿にきていたパラグアイ代表の出待ちをしてチラベル(かの有名な、フリーキックを蹴るGKです)のサインをもらいに行きました。書店に並ぶW杯観戦ガイドを読み漁ったのはもちろん、お年玉を全額注ぎ込んでVHSビデオテープを買い込み、地上波で放送していた試合は全て録画し、全てのゴールシーンを暗記するほど繰り返し見ました(このくらいの熱量で手術動画をみかえすことができればいいんですが、、、)。時は流れ、録画媒体はビデオテープから外付けHDに変わりましたが、W杯の試合は録画できるものは全て録画するスタンスは今でも変わりません。

 

 サッカー観戦必需品:メガネ、目薬、外付けHD

 

私のようにサッカー観戦好きの方は多いと思いますが、逆にサッカー観戦に興味のない方も多いと思います。恐らくその理由としては「90分は長い」「全然点が入らなくて盛り上がらない」ということかと思います。玄人ぶる訳ではありませんが、4-3のような壮絶な打ち合いよりも、1-0のような、お互いのチームの持ち味を消しあったロースコアゲームにこそサッカーの醍醐味があるのではないかと思います。少し前ですが2006年ドイツW杯Group B、スウェーデン×トリニダード・トバゴは、これを象徴するような試合でした。この試合は決勝トーナメント進出に向けて後がないスウェーデンと、W杯初出場で盛り上がるトリニダード・トバゴとの死闘なのですが、詳細はここでは割愛します(詳しく知りたい方は金曜日の午後に呼吸器外科外来へお問合せ下さい)。

これだけサッカー観戦が好きな私なので、さぞかし自分の子供もサッカーが好きなのでは?と思い、
サッカー王国である静岡県に住んでいた頃、当時幼稚園だった息子をサッカー教室に通わせていました。が、常にボールがあるコートの遠く反対側でコーチとしゃべってばかり(よく言えば「オフ・ザ・ボールの動き」といったところでしょうか)の息子をみて、私のサッカー観戦好きの遺伝子は淘汰されていくのだろうと確信しました。

さて、次回W杯は2026年(カナダ・メキシコ・アメリカの共同開催)です。我らの森保Japanがどのような試合を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方がありません。個人的にはショートパス主体というよりも、しっかりとディフェンスを固めてからのカウンター、もっとわかりやすく言えば2004年欧州選手権でのオットー・レーハーゲル率いたギリシャ代表のようなスタイル(詳しくは金曜日の午後にお問合せ下さい)が今の日本代表にマッチする気がします。開催地と日本との時差は大体14-17時間なので、現地時間で18時ごろキックオフだとすると、日本では8時-11時ごろになります。録画するのは当然ですが、できる限りリアルタイムでみたいので、手術はすべて午後on callにするしかなさそうです(病棟医長の腕の見せ所です)。

 

 

 

 

(文責:寺田志洋/中村大輔)

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