- 2024.11.15 学会参加報告
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第196回胸部外科関東甲信越地方会【学会参加報告】
11月9日、第196回日本胸部外科学会関東甲信越支部地方会が東京都港区浜松町で開催されました。
今回、当教室からは、6月から7月にかけて呼吸器外科で研修をした後期研修医の中澤賢史先生が発表してくれました。発表演題は「剣状突起下アプローチRATS胸腺全摘を行い胸腺原発ホジキンリンパ腫と診断された1例」という内容で、最近我々が縦隔腫瘍に対して積極的に行っている剣状突起下アプローチでのロボット支援下手術に関して発表してくれました。
以下、演者を務めた中澤先生からの学会参加報告です。
専攻医1年目の中澤です。今回はロボット支援下に剣状突起下アプローチを行った症例についてのテーマで発表させていただきました。
研修医を含めて今まで過去に何度か学会での発表をさせていただきましたが、今回は初めて発表のスライドの中に手術動画を組み込みました。人生初めての動画編集とのことでわからないことだらけでした大変ではありましたが、手術の動画を見て、要約し、編集するといった行為は、その手術を理解して高めていくためにもとても有用でもあるなと感じました。
会自体は胸部外科ということで、呼吸器以外にも心臓、食道等のセッションもあり、とても勉強になりましたが、自分の発表前だと緊張で上の空で、中々集中して聴講できないですね。いつになったら発表前に余裕を持てるのでしょうか。日々研鑽していきたいです。
ご指導いただいた、三島先生はじめ、呼吸器外科の先生方、誠にありがとうございました。(文責:中澤賢史/中村大輔)