お知らせ

2024.07.16 学会参加報告

第195回胸部外科関東甲信越地方会【学会参加報告】

6月15日、195回日本胸部外科学会関東甲信越支部地方会が栃木県宇都宮市で開催されました。

今回は、「胸腺腫胸膜播種に対する胸膜切除/肺剥皮術後に生じた多発播種に対し、肉眼的完全切除が可能であった1例」という演題で、当教室の最若手スタッフである小口が発表しました。

本地方会の会長講演では、自治医科大学附属病院 心臓血管外科 川人宏次先生が、ギリシャ神話の「カイロス」をモデルにした「チャンスの神様は前髪しかない」ということわざを用いて、好機を逃さず掴むことの重要性についてお話されていました。

 会長講演でのスライド 「チャンスの神様は前髪しかない」

 

以下、演者を務めた小口から学会参加報告をさせていただきます。

 

今回は、胸腺腫再発症例についてのテーマで発表の機会を頂きました。

当初、宇都宮へは新幹線で向かう予定でしたが、数分の差で間に合わず、車での移動となりました。新幹線を滅多に利用しないため、所要時間の感覚がわかりませんでしたが、次の便を待っていれば車よりも早く到着できたようです。

執刀経験もまだ浅いため、技術的内容の考察についてはかなり難渋しましたが、ご指導のおかげで何とか発表に間に合いました。予行演習を何度も行いましたが、本番は原稿なしでは難しく、移動の件を含めて詰めの甘さを痛感しました。発表後にはいくつか質問を頂き、同じセッションの他の発表も大変興味深く、有意義な学会参加となりました。関係者の皆様、ありがとうございました。

今後も学会発表やその準備を通じて、研鑽してまいります。

  発表する小口

(文責:小口祐一/中村大輔)

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