- 2023.07.25 学会参加報告
-
第40回日本呼吸器外科学会学術集会【学会参加報告】
7月13~14日に第40回日本呼吸器外科学会学術集会が新潟 朱鷺メッセにて開催されました
昨年度はCOVID-19感染の流行により現地とWEBを併用したHybrid開催であった本学会ですが、本年度は一部オンデマンド配信がされるものの原則現地での開催となり、かつての学会の姿を取り戻しつつあるように感じます。我々呼吸器外科学分野教室からは、志村(2演題)、原、松岡、三浦、江口、濱中、清水が演者および座長として参加しました。また、教室スタッフの久米田は前任の諏訪赤十字病院からの演題を発表しました。今回は現地開催ということもあり、学会風景をフォトギャラリーよろしくご紹介します。
ポスターセッションにて座長を務める江口
左:口演の演者 と 右:ポスターセッションの座長 を務める濱中前任の諏訪赤十字病院から演題を発表する久米田
左:口演 演者を務める原(筆者)
右:奇遇にも座長をお務めいただいた諏訪赤十字病院 吉田先生と記念撮影
胸腔鏡安全技術セミナーの指導医であった清水にご挨拶にいらした、東京逓信病院 酒井先生(右2)
実は原や松岡とは信州大学生時代からのお友達なのでした以下はpick up topicです。
①若手呼吸器外科医 Case presentation award 演者を務める志村
「若手呼吸器外科医 Case presentation award」は15年目以下の若手を対象とした症例発表セッションです。
惜しくもAwardの受賞には至らずでしたが、後で聞いたところ採択率は11%と非常に狭き門だったそうです。おそらく発表者の中でも6年目は最若手レベルかと思いますが、立派に発表していました。②会長推薦演題特別口演 演者を務める三浦
「会長推薦演題」の特別口演では、学会長である新潟大学の土田先生が座長を務められており、10演題が厳選されたとのことですが、三浦が発表した「3D-CTを用いた解剖学的肺切除後の残存肺体積と呼吸機能の変化」がこれに選ばれました。③ランチョン/アフタヌーンセミナー
各種セミナーでの演者や座長をご依頼いただく機会も増えています
アフタヌーンセミナーにて演者を務める江口
左:ランチョンセミナー座長、右:ランチョンセミナー演者 を務める清水④NEXT 若手教育部会 2023年度定例会議
NEXT全体での定例会議に、初参加を果たしました。
いつも活動を共にしている関東甲信越支部メンバーとも、初の対面が出来ました。⑤県内関連施設 初期研修医
左:長野赤十字病院 梅田将斗先生、右:信州上田医療センター 平田廉人先生県内関連病院からは当教室医会員のみでなく、初期研修医の先生方も発表されていました。
初期研修医という早い時期から全国学会での発表ということで緊張していたと思いますが、お2人とも大変ご立派に演者を務められていました!「呼吸器外科のSDGsを考えよう」と銘打たれた今回の学会ですが、まさに当教室にとってもこれからの時代はいかにして現在の教室の業績や種々の活動を持続可能なものとしていくかがカギとなります。そのためにはやはり若い世代の先生方が新教室員として加わってくれることが必須であり、今後も教室の活動を発信して日本や世界の中での存在力を高めたいと、改めて気持ちを引き締めました。
信州大学が高いレベルでの診療や研究をしていると認識されていくためにも、こういった学会を研究成果を発信していく場として活用していくことを継続したいと思います。(文責:原大輔)