- 2023.05.01 学会参加報告
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第123回日本外科学会定期学術集会【学会参加報告】
第123回日本外科学会定期学術集会が東京は品川で開催されました。
我々外科医が一同に会する、国内の外科関連学会で最大規模の学術集会である本学会ですが、今回は当教室からの演題が例年に比べ少ないため、当HP管理人を務めます原の個人的参加報告という形でご報告いたします。
そもそも私も今回演題を出していなかったのですが、学会の特別展示企画として、各施設の臨床・研究・外科研修プログラム、地域特性、自慢のスタッフならびに病院ご当地グルメなどの紹介を目的とした、『~より遙かへ 我が病院・診療科自慢~』というポスター展示企画を開催するという記載を見つけました。これは教室広報として参加すべしと思い立ち、ポスター展示に漕ぎつけて、現地へ赴くはこびとなったのでした。
現地について参加登録を済ませたら、とりあえず記念撮影をするのが清水style
4月28日当日、現地へ足を運んでみるとホールには順番に展示ポスターが表示されており、当科で作成したポスターも写し出されていました。
ポスター制作の指揮を執った清水 メインモデルは当科スタッフの三浦が務めています
残念ながら優秀賞などは受賞に至りませんでしたが、凝った分だけしっかり目を引くデザインであったと思います。
最優秀賞を受賞された京都大学医学部附属病院の皆様、おめでとうございます!!また会場にはお祭りの出店を思わせるような縁日ブースなどが用意されており、記念撮影もしてきました。
懐かしい縁日を再現した空間で記念撮影する清水、原
主幹である東京慈恵医科大学 外科学講座のスタッフの皆さんの
「来場してくれた参加者を楽しませよう!」という心遣いがところどころに感じられ、大変な準備と運営に思いを馳せると頭が下がるばかりでした。翌4月29日には当教室から濱中の演題発表がありました。
左:演題発表中の濱中 / 右:現地開催ならではの、衆人から集まる注目同じブースの連続セッションでは、関連病院であるまつもと医療センターの近藤先生が演題を発表されていました。
同じく演題発表中のまつもと医療センター 近藤竜一先生
Web開催の便利さも確かに良いですが、こういった現地開催の学会ではやはり臨場感のある生きた質疑応答が飛び交うため、非常に勉強になります。
そして現地開催の最も良いところは、県内外の他施設で勤務している先生方にお会いできるということだと思います。
同世代の横の交流や旧友らとのつながりを大切にしたり、また他施設での活躍を聞いて刺激をもらったり、こうした経験を糧にまた明日からよりよい仕事をしていけたらと思います。
余談ですが、久しぶりの出張によって新宿デパ地下のお土産にありつくことができた我が子の笑顔も、忘れてはいけない現地出張の大事な副産物です。
久しぶりでしたがきちんと用意して帰路につくことができて良かった…と胸を撫でおろしたのでした。(文責:原大輔)