- 2023.03.25 学会参加報告
-
長野赤十字病院 梅田先生が研修医Awardを受賞しました【学会参加および受賞報告】
長野赤十字病院1年目初期研修医の梅田将斗先生が第84回日本臨床外科学会で同院呼吸器外科からの演題を発表し、研修医Awardを受賞しました!
研修医Award は研修医セッションで発表された優秀演題に送られる賞で、当科関連の演題ではここしばらくない快挙です。
受賞を記念して、今回は学会参加報告として当HPに記事を寄稿していただきました。以下は梅田先生の学会参加体験記です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
長野赤十字病院1年目初期研修医の梅田と申します。
2022年11月に福岡市で開催された第84回日本臨床外科学会総会に参加させていただきました。今回の学会発表での経験を報告します。
<発表準備>
「11月に福岡で学会発表してみようか!」と、指導医の宮澤先生から夏頃にご提案をいただきました。まあ、まだ時間があるからな…と思いのんびりと日々を過ごしていたらあっという間に発表の1か月前になっていました。発表スライドを作成せねばと焦っていたところ、宮澤先生が構成など多くの部分をご指導くださり、それに背中を押されて無我夢中で取り組み、気が付くと完成しているような形になっていました。
スライド作成や発表練習に際して、調べものをすればするほど次々に分からないことが出てきて、学会直前まで準備が終わりませんでした。<発表前日>
発表に対する不安半分、福岡に出かけられる楽しみ半分で、いざ松本空港から福岡空港へ!…と思っていたのですが飛行機が濃霧で遅延するというトラブルに見舞われてしまいました。
なんとか夜には福岡にたどり着き、夕食には福岡ご当地グルメの水炊きや屋台のラーメンをいただきました。福岡で食べたラーメンは美味でした!
<発表当日>
発表に赴きまず驚いたのは、会場の規模の大きさと、参加者の多さです。私は研修医セッションで「Solitary Fibrous Tumor of the pleura切除例の検討」という演題を発表させていただきましたが、研修医の発表だけで300前後もの演題がありました。会場の雰囲気に圧倒され、あまりの緊張で発表や質疑応答の記憶はほとんど残っておらず、気付いたら自分の番が終わっていました。
発表後は他の参加者の演題発表、発表ポスター、医療機器メーカーの展示を見学して過ごしました。専門的な発表や、普段見慣れない手術機器等はとても新鮮でした。
学会終了後は福岡の街並みを散策することもでき、普段と違う都会の空気を味わえました。以上、拙いですが臨床外科学会のご報告でした。学会発表という貴重な経験に加え、福岡も堪能することが出来、大変有意義な時間を過ごせました。
発表後日に「研修医Award」という各研修医セッションから1名のみが選ばれるという名誉ある賞をいただくことができました。ご指導いただいた宮澤先生と受賞記念撮影
緊張のあまり発表の記憶がない自分にはいまひとつ実感が湧きませんでしたが、限られた時間の中で人に伝わる発表が出来たということは喜ばしかったです。
宮澤先生、小林先生、小池先生のお力添えによって、素敵な賞を頂くことができ、感謝しています。また、現地でお世話になった信州大学呼吸器外科の先生方にも、この場をお借りして併せて御礼申し上げます。
今回の経験を今後の研修や学習に活かしていけるように励みます。
(文責 長野赤十字病院 初期研修医 梅田将斗)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梅田先生は現在呼吸器外科を自身の進路の有力候補として挙げているとのお話であり、将来一緒に働ける日がくるのを楽しみにお待ちしています。
改めて、研修医Awardの受賞、本当におめでとうございました!
(文責 長野赤十字病院 呼吸器外科 小池幸恵 / 編集 原大輔)(文責:長野赤十字病院 初期研修医 梅田将斗、長野赤十字病院 呼吸器外科 小池幸恵 / 編集:原大輔)