お知らせ

2023.01.01 イベント

新年のご挨拶【行事/イベント】

新年あけましておめでとうございます。

本年も信州大学呼吸器外科グループをどうぞ宜しくお願い致します。

 

2023年(令和5年)はイノベーション、すなわち新しい満足を生み出す事業に重点を置いた教室運営を行いたいと思います。

イノベーションとは科学や技術そのものではなく、それらを通じて新しい価値を創出することであり、組織の外へも変化や影響をもたらすことであると言われています。信州大学呼吸器外科では、これまでもロボット支援下手術や区域切除、3DCTシミュレーション等を通じて新しい価値を創造してきました。今後は研究も含めてそれらをさらに発展させ、組織の外である地域社会を取り込みながら成長し、日本の医療界そのものに変革をもたらすことができるように努めて参ります。

 

令和元年に信州大学に着任して最初に行った仕事は、組織の使命と理念を医局員と相談して決めることであり、その内容は当ホームページで公開しています。公開・公言するということは、それらに責任を持つことであり、自らを実行せざるを得ない状況に置くことでもあります。掲載している使命と理念を、改めて以下に書き出しました。

 

我々の使命

「最新・最良の外科治療を長野県の皆様に安全に提供すること、そして、新しい診断法や治療法を開発すること」

我々の理念

「患者さん一人一人と丁寧に向き合い、患者さんとご家族にとって最善の治療法を提示し、決してあきらめることなくその実践に全力を尽くすこと」。

さらに、理念の項目には以下の7つを上げています。

  1. 患者さんとそのご家族、ならびに信州大学の全医療スタッフと良好な信頼関係を築き、全員がOne-teamとなって診療を行います。
  2. 医の倫理に基づいたうえで、患者さんの安全に努めた医療を実践します。特殊な病状に対する手術や高難易度手術に関しては病院で決められた手順を厳守し承認を得たうえで、患者さんに十分に説明し同意を得て行います。
  3. 当医療圏内において真のhigh volume centerとして機能することを目指し、長野県の患者さんにとって呼吸器外科の最後の砦としての期待に応えます。
  4. 科学的な根拠に基づいた診断、治療を行うとともに、疾患の克服に向けた新たな診断および治療法の開発に取り組みます。
  5. スタッフがover workにならないよう効率的な診療に心がけ、女性医師にとって働きやすい職場環境を目指します。
  6. 長野県全体で連携し統一された呼吸器外科の専門医育成システムを確立し、志のある若い医師に充実感と達成感を与えられる教育体制を構築します。
  7. 日頃の研究・診療実績を国内のみならず海外に発信できる「academic surgeon」を育成します。

一つ一つをあらためて丁寧に読み返し、振り返りってみると、日々の努力の甲斐もあって概ね達成できていると思える項目がある一方で、もう一歩二歩頑張らなければならないと再確認できた項目もあるように思います。教室員一同、これらの使命と理念をいつも心に携えながら本年も一層努力していく所存です。

(文責 清水公裕 / 編集 原大輔)

 

写真:Doctor’s Magazine 2022年10月号の教室紹介に掲載いただいた際に撮影した記念撮影より

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