- 2022.12.11 学会参加報告
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第35回日本内視鏡外科学会総会(JSES 2022) & ACRLS 2022【学会参加報告】
第35回日本内視鏡外科学会総会(JSES 2022)が名古屋で開催されました。
学会テーマである「Create disruptive innovation! ハードルを踏み倒して進め!」の如く、今までにない開催形式や発表形式で大いに盛り上がりました。6,700名を超える参加登録があり、そのうち4,700名が現地参加と、盛会のうちに現地開催を終了いたしました。信州大学からは清水と濱中が参加・発表し、同時開催されたアジアロボット・内視鏡外科学会(ACRLS 2022) Asian-Pacific Congress of Robotic Laparoscopic Surgery 2022にも江口が参加し発表しました。展示ブースではロボット支援システムの展示が多くを占め、これからのロボット支援下手術の急速な普及が予想されました。これまではIntuitive社のDa Vinci サージカルシステムがメインでしたが、それ以外にも国産のhinotoriを初め、メドトロニック社のHugo™️手術支援ロボットシステムなど、多くの会社が新たなロボット支援システムを出展していました。
信州大学呼吸器外科では、信州大学医学部附属病院はもとより、諏訪赤十字病院、伊那中央病院、長野赤十字病院、長野市民病院、相澤病院など主たる関連病院にもDa Vinci サージカルシステムが導入されており、長野県の呼吸器外科手術におけるロボット支援下手術導入率は日本でも有数です。今後はこの恵まれた環境を生かして、ロボット支援下手術においても若手からの教育システムを構築していくつもりです。
写真:Hugo RAS システム(出典; 日本メドトロニック株式会社)詳細についてはこちら→ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000033801.html
(文責:清水公裕 / 編集:原大輔)