- 2022.12.04 学会参加報告
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第63回日本肺癌学会学術集会【学会参加報告】
第63回日本肺癌学会学術集会が福岡で開催されました。
肺癌学会は、肺癌の治療をメインとした全科横断的な大きな学会です。今回は「Conquer Lung Cancer -未来へ繋ぐ-」というテーマで開催され、我々信州大学呼吸器外科からは三浦、濱中、清水が参加し演題発表をしました。
シンポジウムとして取り上げられた「肺癌に対する積極的縮小区域切除の再評価 -JCOG0802試験結果および実臨床の経験から-」では、信州大学から清水がシンポジストとして選出され、「肺区域切除において局所再発を防ぐためのTechnical tips」の題名で発表の機会をいただきました。信州大学呼吸器外科がこの分野において日本のLeading Institutionであるとの認識が高まっていることを再確認できた学会となりました。
肺癌の外科治療は今まさにパラダイムシフトが起きようとしていますが、その中心として信州大学が常に活躍できるようこれからも努力していきます。
(文責 清水公裕 / 編集 原大輔)…では格好がついたところで、学会の裏で起きた珍事件を一つご紹介。
前日のW杯スペイン戦を観て興奮しすぎてしまったからなのでしょうか、三浦が福岡に到着してスーツケースを開けると…なんとスーツが上着しか入っていないことに気付きました。さすがに上がスーツに下がGパンでは斬新すぎると、大慌てで博多駅のデパートへ直行、閉店ギリギリで裾直しまでやっていただきなんとかスーツの新調が間に合いました。
旅にハプニングはつきものですが、みなさん忘れ物には十分気をつけましょう。
(文責 三浦健太郎 / 編集 原大輔)写真① 第50回の肺癌学会学術総会で会長を務められた早川和重先生(前北里大学医学部放射線科学教授)と記念撮影
写真② 松本空港からの出立時に座席から見える北アルプスの山々(撮影:清水)
写真③ 同じく座席から見える諏訪湖と富士山(撮影:清水)
写真④ 急遽仕立てたスーツ(着用:三浦)
(文責:清水公裕・三浦健太郎 / 編集:原大輔)