お知らせ

2022.07.16 学会参加報告

第28回遺伝子細胞治療学会学術集会【学会参加報告】

第28回遺伝子細胞治療学会学術集会が博多で開催されました。

当科からは大学院生の三島が参加し、小児科学教室と共同開発をすすめているIGF1R CAR-Tの開発状況について発表しました。

当院の小児科学教室は、CAR-T細胞(キメラ抗原受容体T細胞)療法の分野で国内をリードする教室であり、当科でも三島を中心に小児科学教室と共同で肺癌に対するCAR-T細胞開発のプロジェクトを複数おこなっています。

肺癌は未だ治癒がむずかしい癌の一つであり、CAR-T療法を含むがん免疫療法は手術、抗がん剤、放射線療法に次ぐ柱のひとつとして位置づけられており、当科ではこの新しい治療法の開発研究に取り組んでいます。

引き続き研究を重ねて、今後は国内のみならず国際学会での発表を目指したいと思います。

 

(文責:三島修治 / 編集:原大輔)

ページトップへ戻る