消化管疾患

対象疾患

• 食道がん

  食道がんとは食道にできる悪性の腫瘍です。食道がんは比較的進行が早く、治療が難しくなることが多いため、検診や人間ドックを定期的に受け早期発見に努めることが重要です。
  治療法には手術療法、放射線療法、化学療法、内視鏡治療があり、これらの治療法を効果的に組み合わせ個々にあった治療を行います。私たちは傷が小さく、合併症が少ない手術をめざしています。

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• 胃がん

  胃がんは日本人に多いがんです。上部消化管内視鏡検査（胃カメラ）やCTなどで病気の進行度を診断し、その方にあった治療法をご提示します。
  傷が小さく身体に負担の少ない鏡視下手術や、ロボット支援下手術を積極的に行っています。

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• 大腸がん

  大腸がんとは大腸（結腸・直腸・肛門）に発生するがんの総称です。食生活の欧米化（高脂肪、高タンパク、低食物繊維の食事）に関連し、大腸がんの患者さんが増加しています。
  私たちは様々な治療法を組み合わせて行い、腫瘍を確実に取りきることと、肛門機能の温存に力を入れています。ロボット支援下手術にも積極的に取り組んでいます。

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• 炎症性腸疾患

  炎症性腸疾患とは免疫反応の異常により、腸で過剰な炎症が起きてしまう病気です。主なものに、潰瘍性大腸炎とクローン病があります。
  消化器内科と連携して診療に当たっています。腹腔鏡下での手術にも積極的に取り組んでいます。

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• 肥満症

  肥満症とは、「肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併症が予測される場合で医学的に減量を必要とする病態」（日本肥満学会）です。
  肥満症に対する治療は、栄養療法、運動療法、行動療法、薬物療法がありますが、それらの治療を行なってもコントロール不良な肥満症に対して外科治療が検討されます。
  基本的には高度肥満の方が対象です。

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その他、腸穿孔、腸閉塞など緊急手術にも対応しています。