診療案内

甲状腺疾患

特色

確かな診断技術と手術手技による良好な治療成績

  • 適切な手術適応の決定

    甲状腺がん手術では必要十分な切除範囲を検討することで、再発率と合併症リスクの両者を低く保ちます。良性疾患に対しても手術の必要性・有効性を十分に吟味した上で適応を決定しています。

  • 技術と経験に基づいたハイレベルな手術

    薬物療法が神秘した現在でも、甲状腺がんは手術が最も有効な治療法です。他院で手術困難とされるような周囲への浸潤や縦隔進展のある局所進行甲状腺がんに対しても、安全に施行可能と判断すれば積極的に手術を行っています。

  • 長期を見据えた治療戦略

    再発甲状腺がんに対しても切除可能な場合には積極的に手術を行うとともに、放射性ヨウ素内用療法や分子標的薬などによる集学的治療を行い、長期予後の改善に力を注いています。

対象疾患

  • 甲状腺腫瘍

    人間が生きていくために必要な、体の代謝に関係する甲状腺ホルモンを分泌する臓器である甲状腺にできる腫瘍です。良性と悪性があり、良性で症状がない場合は治療が不要のケースが多いですが、悪性腫瘍である「甲状腺がん」は治療が必要な病気で、その種類によっても治療方針が異なります。

    バセドウ病

    バセドウ病は、「抗TSHレセプター抗体」という、甲状腺ホルモンを分泌させる抗体が体の中で作られてしまうことが原因で、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。お薬での治療や、アイソトープ治療(放射性ヨードを用いた治療)でコントロールできることが多いですが、これらの治療で甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールできない場合には手術を行うこともあります。

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