診療案内

当科の診療の特徴

乳腺内分泌外科学分野は、乳腺疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患の3診療領域を担当しています。
それぞれに高い専門性が求められている領域であり、精度の高い診断とエビデンスに基づく周術期および再発治療の実践、多職種とのチーム医療を推進し、患者さんにとって最善の医療を提供できるよう、日々努めています。

  • Precision medicine~患者さんと腫瘍、
    根拠に基づく治療戦略を構築

    乳癌は女性罹患悪性腫瘍としては国内でもっと最も多く、その罹患率も全悪性腫瘍の第3位、がん死亡数でも第~位であり、他の悪性腫瘍と比べても、Evidenced based medicineの実践のため、20年以上前から多くの臨床試験に

  • 甲状腺がんにおける可及的根治切除術により
    治療成績

    当院にはあらゆる分野のプロフェッショナルが揃っています。その強みを生かすことで、手術だけでなく、化学療法や放射線療法などを組み合わせた多彩な治療戦略をご提示することができます。

  • 再発乳癌・甲状腺がんに対する根拠に基づく
    治療戦略

    がんの手術で最も大事なことはがんを取りきることです。同時に、私たちは患者さんがこれまで通り生活できるように、肛門など臓器の機能をできる限り温存できるように工夫しています。

手術実績

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2016 2017 2018 2019 2020
手術総数 273 257 276 307 304
乳がん
総数 149 124 155 180 174
(うち初発) 145 118 153 179 173
(うち再発) 4 6 2 1 1
乳房術式
乳房部分切除 60 47 58 83 57
断端陽性による再手術 7 2 1 2 5
乳房全摘 85 71 95 101 116
一次再建(TE留置) 7 12 12 11 9
腋窩術式
センチネルリンパ節生検 97 81 94 135 127
(→腋窩郭清移行) 13 13 12 11 15
腋窩郭清 45 35 56 35 40
非郭清 2 2 3 3 6
乳腺腫瘍
腫瘍摘出 5 12 9 10 13
術後出血・止血術 2 0 0 0 0
甲状腺疾患
甲状腺がん
総数 53 75 53 67 64
(うち初発) 45 63 43 53 55
(うち再発) 8 12 10 14 9
甲状腺術式
葉切除 13 17 15 18 14
全摘 32 45 24 45 41
残存葉切除(補完全摘) 3 0 5 3 2
頚部郭清
中央区域のみ 12 24 14 19 35
片側内深頚領域 21 32 24 30 24
両側内深頚領域 4 8 5 3 2
+上縦隔郭清 2 1 1 0 1
その他
再発巣/リンパ節再発摘出 5 0 0 13 2
甲状腺腫瘍
甲状腺全摘/片葉切除 13 17 16 10 11
バセドウ病
甲状腺全摘 3 3 8 5 5
術後出血・止血術 0 0 0 1 0
副甲状腺疾患
総数 24 15 23 29 24
原発性副甲状腺機能亢進症
1腺摘出 20 11 13 23 22
4腺摘出+自家移植 3 3 8 4 2
続発性副甲状腺機能亢進症
4腺摘出+自家移植 1 1 2 2 0
その他 19 9 11 4 8
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