呼吸器外科とは?
我々の使命と理念
呼吸器外科が主に扱う疾患は、肺がん、気管・気管支腫瘍、転移性肺腫瘍、気胸、膿胸、縦隔腫瘍などです。特に、肺がんは世界的に増加傾向にあり、現在がん種別の死亡数が第1位です。そのような背景から、令和元年(2019年)8月から信州大学に呼吸器外科学分野が新設されました。
我々の使命は、最新・最良の外科治療を長野県の皆様に安全に提供すること、そして、新しい診断法や治療法を開発することです。
私達の理念は、患者さん一人一人と丁寧に向き合い、患者さんとご家族にとって最善の治療法を提示し、決してあきらめることなくその実践に全力を尽くすことです。
信州大学 呼吸器外科の理念
私達は、患者さん一人一人に寄り添い、優しさを持って丁寧に診療を行います。
患者さんとご家族にとって最善の治療法を提示し、
決してあきらめることなくその実践に全力を尽くします。
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患者さんとそのご家族、ならびに信州大学の全医療スタッフと良好な信頼関係を築き、
全員がOne-teamとなって診療を行います。 -
医の倫理に基づいたうえで、患者さんの安全に努めた医療を実践します。
特殊な病状に対する手術や高難易度手術に関しては病院で決められた手順を厳守し承認を得たうえで、
患者さんに十分に説明し同意を得て行います。 -
当医療圏内において真のhigh volume centerとして機能することを目指し、
長野県の患者さんにとって呼吸器外科の最後の砦としての期待に応えます。 -
科学的な根拠に基づいた診断、治療を行うとともに、
疾患の克服に向けた新たな診断および治療法の開発に取り組みます。 -
スタッフがover workにならないよう効率的な診療に心がけ、
女性医師にとって働きやすい職場環境を目指します。 -
長野県全体で連携し統一された呼吸器外科の専門医育成システムを確立し、
志のある若い医師に充実感と達成感をえられる教育体制を構築します。 -
日頃の研究・診療実績を国内のみならず海外に発信できる
「academic surgeon]を育成します。